いよいよ、ヨモギを蒸留♡アロマジャーニー

Aroma Journey 国内編

ヨモギ蒸留の旅を綴っています。 

前回までのお話は、こちら。

***


美味しいランチをいただいた後は、ついに、蒸留器に火入れです!

  


ヨモギを摘んで、 

積んだヨモギに清流をかけ、

蒸留器に詰めて、

その場の花を1輪一緒に入れて蓋をして・・・ 

 

火にかけていくと、

蒸留器下の水が沸いて、蒸気が立ち上り、ヨモギが蒸されていく。

 

ヨモギから蒸気が立ち上り、

その蒸気は、蒸留器上部の管に入っていく。 

  

管に入っていく蒸気を冷却することで

蒸気が、水と油に変容する。 

 

この水が、ハイドロゾル(芳香蒸留水)で

油が、エッセンシャルオイル(精油)である。  


蒸留の時間は、
植物が液体へと姿を変えていく。 

植物から、その生命エメルギーが取り出されていく。

それを眺める時間。 


 

 

「夜にね。

 1人で蒸留の時間は、自分を蒸留する時間でもある。」  

 
「出来上がった蒸留水を、グビッといっぱいやるのは最高よ〜」

 

 

と笑う香織さん。 

この人の世界観や姿をいつも美しいと思う。    
   
 
 

どれだけの人が、
自分自身を蒸留しようとするだろうか。 

  

 

自分の中から、真にピュアなものを取り出そうとすること。 

また、人間の、魂の霊的な成長や完成を目指すこと。

それが、錬金術師にとっての蒸留。 

 

   

蒸留を眺める。 

その時に、自分が眺めているものはなんなのか。

そんなことを考えた。 



蒸留は進み、どんどん蒸留水が溜まっていく。 

ヨモギから取り出された命の水。 

 

蒸留を待ちながら、

香織さんが持参してくださったユーカリやシナモンの芳香蒸留水を試していく。


シナモンのハイドロゾルの美味しいことよ!

お水や、お茶に垂らして、試してみる。


あぁ、植物って、

生命エネルギーってすごい!! 
  

 

染み渡る。

そういうエネルギーがある。

生きたエネルギーなんだと改めて実感する。


アロマを愛する人は、精油にばかり意識がいきがちだけれど、

一緒に出来上がってくるハイドロゾルにも、

心奪われてほしいなぁ〜と。 



マウイ島と阿蘇で蒸留をして、

その気持ちがむくむくと湧いてきている。 

  

  

蒸留自体は、とてもシンプルで簡単。 

難しいのは、無農薬の安全な植物原料を手に入れること。 



安全で、豊かな土で、伸びやかに育った

植物たち。    

それが手に入る環境で住みたいなぁ、と思ったりして。   

 

 

植物が手に入るなら、

京都でもいくらでも蒸留したいわーと

いつも蒸留する時に思う。 

 

 

アンナプルナ農園さんには、それがたくさんある。

無農薬でお茶を栽培されている。 

 

 

そうやって、畑や山や自然、地球を守ってくださっている方達がいる。 

とてもありがたいこと。 

  


私たちは、日々、

何を選んで、守り、大切に、

生きていけるんだろうか。 

  

 

選ぶこと。

それについても考える。


豊かに、安全に、生きたい。

自然と共に。

蒸留が終わって、

ほんのわずかに生まれた精油をスポイドで吸う。

責任重大!!
 
 
  

出来上がったヨモギのハイドロゾルは、みんなで山分け。 

うんこ座りを激写されてたので、急いで、膝を閉じる(笑)



さぁ。分配完了! 

ハイ!完成♡ 

(Nijikaの顔・・・(笑)ずるいわ。。)

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